モトヤフォントの歴史
1922 | 大正11年2月11日古門慶次郎が兵庫県姫路市において、モトヤ商店を創業。活字の製造、印刷材料の販売を開始。 |
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1949 | 本社を大阪市に移し、株式会社に改組。 ベントン彫刻機導入、母型製造開始。「モトヤ書体」の開発に着手。 |
1952 | 初のモトヤ書体、明朝体M1完成。 |
1953 | 朝日新聞社から太佐源三氏を招へい、書体開発本格化。 ゴシック体G4完成。 |
1954 | 教科書体K2完成。 明朝体M4完成。 |
1957 | 書家でありモトヤ書体デザイナーでもあった山田博人氏による、 正楷書体S4完成。 |
1959 | 新聞書体扁平明朝・ゴシック完成。 |
1964 | モトヤ書体、手動写植に搭載。 |
1965 | 明朝体M2(タイプ活字用)完成。 |
1967 | 丸ゴシック体(タイプ活字用)完成。 |
1969 | 日本経済新聞社のファクシミリ電送及び、電算植字の各専用書体を開発、IBMとの協力により、日本で初めて文字のデジタル化に成功し新聞業界に大きく貢献。 アポロ体A2完成。 |
1981 | 一連の印刷組版システムの開発育成の功績に対し、第1回科学技術庁長官賞を受賞。 |
1990 | IKARUSシステムの導入により、デジタル環境での書体製作を開始。 書体デザイナーの大本義秀氏を中心に、モトヤ書体の量産化を推進。 |
1996 | 活字の製造・販売終了。 |
1997 | 活字資料館開設。(大阪本社) |
1998 | PostScriptフォント発売。 TrueTypeフォント発売。 |
2000 | モトヤフォントのオンライン販売サイト「MotoShop」を開設。 |
2003 | フリーフォント・お試しフォントの無料ダウンロードを開始。実際の環境での導入前の書体のイメージの確認が可能となる。 |
2004 | 委託先によるモトヤフォントのダウンロード販売を開始。 |
2005 | OpenTypeフォント発売。 |
2009 | 「隷書2/4/6」が日本タイポグラフィ年鑑2009ベストワーク賞を受賞。 「丸アポロ4/6/8」同入選。 ユニバーサルデザイン対応の「UDフォント」発売。 |
2010 | Google社の携帯電話向けOS「Android」の開発を推進する団体であるオープン・ハンドセット・アライアンス(OHA)に参加し、Androidプラットフォームに対して「シーダ3」「マルベリ3」の2書体をオープンソースライセンスに基づき提供開始。 |
2011 | ソフトバンク・テクノロジーが運営するWebフォントサービス「フォントプラス」に参画し、モトヤフォントの提供を開始。 |
2012 | Googleが提供するデスクトップシステムに対応した「Chrome OS」に「明朝2B/5」「ゴシック2B/5」の4書体が採用。 |
2013 | Androidスマホのフォント着せ替えサービス「Flipfont」にモトヤフォントの提供を開始しました。利用可能環境:サムスンGalaxyシリーズのスマートフォン、タブレット(2013年5月1日現在) |
2014 | これまでの国内における活字鋳造の発展と日本初となる文字のデジタル化に対する業績が高く評価され、タイポグラフィ学会から「平野富二」賞を受賞。 |