モトヤフォントの導入事例 お客様の声

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ニューステロップの命題は正確さ

モトヤのフォントで外字問題を解消し伝達性を向上した 地域密着型ニュース番組
株式会社ケイ・オプティコム

『株式会社ケイ・オプティコム』
光ファイバー賃貸事業会社の関西通信設備サービス株式会社を母体として2000年6月に社名変更。大阪府大阪市に本社機能を構え、関西地方一円に電気通信事業、有線一般放送事業を展開しています。2012年10月には放送事業を手掛ける株式会社ケイ・キャットと合併し、ケーブルテレビ局としての役割も果たしています。

モトヤフォントを採用したニュース番組
地域のホットな話題を日替わりで届ける帯番組。「K-CATチャンネル」で月曜から金曜の毎日11:30から生放送。

導入事例:ケーブルテレビ番組

光ファイバー網を軸にさまざまな家庭用、商用サービスを展開する株式会社ケイ・オプティコムには、関西全域を放送エリアとする「eo光テレビ」、旧ケイ・キャットの放送事業を引き継ぎ大阪・枚方市と京都・八幡市などを放送エリアに展開する「K-CATケーブルテレビ」の2つの放送サービスがあります。そのそれぞれにケイ・オプティコム自身が制作、運営するコミュニティチャンネルがあり、今回は生放送のニュース番組で、モトヤのフォントが採用されました。その理由について、番組制作を統括する中西智彦氏に伺いました。

地域に根ざしたニュースだから一言一句を正確に伝えたい

 「私たちのモットーは、地元に根ざした情報を拾い上げ、地元の皆様の目線で番組を作ることです」と語るのは、同局内で20年以上も番組制作に携わる中西智彦さんです。ケイ・オプティコムのコミュニティチャンネル「eo光チャンネル」と「K-CATチャンネル」には、それぞれの放送エリアに特化しながら、ニュース、バラエティ、教養、医療、スポーツといったさまざまなジャンルによる番組制作を行っています。

 「私たちがお送りするニュースは、毎日生放送される地域密着型の番組です。一般的なニュース番組のような事件、事故を追いかけるのではなく、視点の先にあるのは街ネタ。それに警察や消防と電話でやり取りするコーナー、地域のイベント情報などを紹介するコーナーも盛り込んでお送りしています。テレビ番組制作には番組を盛り上げたり分かりやすくするためのテロップ(字幕)が欠かせません。そのテロップはスタジオ隣にある副調整室のキャラクタージェネレーターを使ってその場で制作していますが、プリインストールされたフォントでは、『二点しんにょうの辻』や『下の横線が長い吉』など足りない文字があるということに困っていました」

 街ネタを拾うと地名や人名などで旧字体を使用する機会も多くあります。しかし、以前のフォント環境では充分な外字が用意されていないこともあり、その都度外字部分だけを他のフォントで指定したり、作字するなどのイレギュラーな対処が必要でした。
そんな時、幅広い分野で採用実績のあるモトヤフォントを知り、「フォントを変えれば印象が良くなり、外字を用意する手間も省ける」と前向きに検討された中西さん。すぐにサンプル書体を手配してもらい、社内でのテスト検証がはじまりました。

ニュース番組画面

地域のホットな話題を日替わりで届ける帯番組。「K-CATチャンネル」で月曜から金曜の毎日11:30から生放送。

ニュース番組画面

対象年齢が幅広いニュース番組では、親しみやすさと格調が感じられるしっかりとしたフォントが必要。

テレビテロップの基本書体は「ゴシック体」

 最終的に導入されたのは、「モトヤゴシック Pro W5、モトヤEXアポロ 5、モトヤEXシーダ 5、モトヤマルベリPro W4、モトヤEXマルベリ 6」の5書体。名称に「EX」が付いた書体はWindowsのTrueTypeフォント(旧字体の文字や印刷標準字体等を外字セットとして収録したもの)、「Pro」が付く書体はOpenTypeフォント(Pro=Adobe-Japan1-4文字セット対応)です。多様な字体・字種が揃ったモトヤフォントの導入により、テロップ制作はずいぶんと捗るようになりました。

 「フォントの善し悪しでニュースも分かりやすさが変わるので、品のある見やすい書体が一番です。しかし、テレビのテロップでは明朝体は横線が細く視認性に問題があって使いません。ですから、ラインアップの中からゴシック体を中心に、ベーシックなものから遊び心のあるものまで万遍なく導入したいと考えました。また、モトヤフォントは導入時の価格が分かりやすいことも社内への働きかけに役立ちました。いざフォントを変えようとしても、一般に放送用フォントになると金額的な敷居が高いことが多いのですが、モトヤは価格体系がハッキリしていて、導入以降に追加料金が掛からない。これは使う側にとってとても嬉しいことでした」

 現在、ニュースのメイン書体に採用しているのがモトヤゴシックです。そして、「すべてゴシック体だと変化がない」として導入したモトヤアポロは「明朝体の雰囲気を残したデザイン書体」としてスタッフから人気があります。

 「番組の中では、人物や場所、日時といった情報にはゴシック、文字だけを画面に映す場合はアポロ、といった具合に使い分けています。ほとんどのフォントは中間の太さを選んでいますが、マルベリだけは4と6という太さの異なるウエイトを導入したので、情報に強弱が付けられて良いですね。この5書体は、テレビテロップの基本セットと言えると思います」

モトヤフォントの特徴

ハイビジョンだから分かる「フォントの美しさ」

 モトヤのフォントは2012年9月から採用。その評判も「見た目が綺麗で読みやすくなった」と上々です。

 「これまで外字の問題はずっと片付けられない課題としてあったのが、フォントを入れ替えたことで大きく改善できました。加えて、今までは文章中に漢字とアルファベット、数字が並んだときにベースラインが揃わないことがあって見た目を損なっていましたが、それも解消されたのは良かったですね。生番組だとこうした組版上の課題は瞬時に解決できないことが多くて諦めていました。モトヤのフォントに変えて文字組みが揃うことにも満足しています」

 ニュース番組では、アナウンサーが読み上げる原稿に加え、画面に表示される文字も重要な役割を果たしているそうです。読みやすい文字は視聴者に確実な情報を伝えるツールの要であり、特に地名や人名は、他の文字や類語に代用できない絶対的なものです。それを間違っては、番組と視聴者の信頼関係が成り立ちません。  
そしてテレビ放送がハイビジョンに変わり、髪の毛1本でも精細に表示されるようになった今、アナログ時代には気づかなかったフォントの品質(文字の美しさや、読みやすさ)にも視聴者の目が行くようになりました。

 中西さんは「フォントのしっかりした骨格は番組の品格にもつながる」と語ります。そもそものきっかけは「外字に関する手間を解消したい」ということでしたが、モトヤフォントに変更することで、それが改善されたばかりか、専業メーカーが作るフォントの良さにも気づかれたようでした。「まだ外部制作会社と調整が必要だが、これからさまざまな番組でモトヤフォントを使ってみたい」と中西さん。これからのケイ・オプティコムのコミュニティチャンネルに、モトヤフォントがさまざまな彩りを加えることを期待してやみません。

キャラクタージェネレーター

キャラクタージェネレーターはWindowsマシンにインストールされています。ここで番組に合わせたテロップが制作され、表示されます。番組ごとに大まかなテロップ表示用のデザイン規定があり、使用書体はある程度決まっているそうです。

株式会社ケイ・オプティコム
コンシューマ事業推進本部
サービスマネジメントグループ
番組制作チーム マネージャー 中西智彦氏

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